Navigation


ユニークな名前のトマト銀行

トマト銀行とは

ほとんどの人は子供の頃に童話を読み聞かせてもらった経験があるかと思います。したきりすずめ、一寸法師、かぐや姫、と様々なお話がある中で、高い知名度を誇るのが桃太郎です。桃から生まれた桃太郎が、動物たちを従えて鬼をやっつけるというストーリーは誰もが語ることができるでしょう。その桃太郎のゆかりの地として有名な場所が岡山県です。

それは古事記の中に出てくる吉備津彦命(きびつひこのみこと)が桃太郎のモデルとされていて、その吉備津彦命が居た場所として吉備地域=岡山県が物語の舞台になったと言われているからです。桃太郎伝説の他にも、岡山城や満奇洞、岡山後楽園といった観光地やB級グルメのひるぜん焼きそばも有名で、連日多くの観光客が岡山県を訪れています。そんな岡山県に「トマト銀行」はあります。トマト銀行という名称をはじめて聞いた方は、カタカナと食べ物の名前が付けられた銀行は珍しいのでその銀行名に違和感を感じるかと思います。

最近では、インターネット専用銀行などで「レモン支店」「サファイア支店」というような物の名前を使った名前を支店名にするところも多いため、「もしかしたら新しくできたインターネット専用銀行かな」と考えるかもしれません。しかし、実際は岡山県岡山市に本店を構える第二地方銀行です。1931年(明治6年)に創設され、過去に何度か名称変更がありましたが1989年(平成元年)に今のトマト銀行という名称になった歴史のある銀行です。

一番疑問に感じるのはなぜ「トマト」にしたのか、ということなのですが、これはトマトのイメージが「世界中で愛され庶民的で知名度が高い、みずみずしく新鮮で明るくて健康的」であり、このイメージはまさに銀行が目指すべき理想の姿勢だという考えからトマトの名が付けられたそうです。インパクトがある名前のため、過去には流行語大賞の候補に挙がったり、トマトに関連がある大手食品メーカーが新規口座を開設したりと話題になったこともあります。